ジエチレングリコールかぁ……

Chiblits さんのサイトで、昨年パナマで100 人以上もの原因不明の死者を出した事件があり、それが服用した風邪シロップに含まれていたジエチレングリコールに起因するらしいという記事を読んだ。シロップ剤の調製に用いたグリセロールが実はジエチレングリコールだったということだ。それの製造元を突き止めると、どうやら中国らしい、虚偽の表示をしていたらしい……とのこと。グリセロールは食品や医薬品の添加物として認められているが、ジエチレングリコールは毒性があり、不凍液など工業的に使用されているけれど、口に入る物に入れるとは考えられない。グリセロール同様の甘味があって、しかもグリセロールより安価、というところに目をつけたと思われる。
ジエチレングリコールで思い出すのが 20 年ほど前に起こったオーストリアワインにジエチレングリコールが故意に混入されていた事件。オーストリアだけではなく、それを輸入し、自国のワインとブレンドするなどして瓶詰め販売していた西ドイツ(当時)や日本の業者も打撃を受けた。当時はさすがにお酒飲んでいなかったので(^_^;; あまり記憶に残っていないのだけれど。
その後、オーストリアワインって信用を回復出来たんだろうか?よくオーストリアとオーストラリアを書き間違えたり聞き間違えたりするのだけれど、今、世界のワイン生産状況はオーストリアより、がぜんオーストラリアの方が勢いがあるように感じる。
ジエチレングリコールが混入されたのはワインに甘味を付与するため。たとえばトロッケンベーレンアウスレーゼみたいな価格の高い物と偽るためだったらしい。この事件がきっかけで、オーストリアには『ワイン法』なるものが出来て、現在は厳しく管理されているそうだ。パナマの事件の真相は完全には解明されていないけれど、何か法的措置がとられるのだろうか……?d0104566_12353946.jpgd0104566_12355734.jpg写真は1ヶ月ほど前に市内のショップで買ったオーストリアワイン。マークが双頭の鷲で、ちょっと“怖カッコイイ”?キャップシールも国旗の色分けで面白いなぁと感じたので写真を撮っておいたのだ。その時はジエチレングリコール事件の事は忘れていて、「オーストリアワインなんて、買うの初めてかもしれない」なんて思って買ったのだ。たしか有名な醸造家が数年前にこのワイナリーに移ってきたということだったし。味はあまり覚えていないけれど、酸が綺麗で、ミネラルもなかなかという感じ。いろいろなお料理に合わせて飽きずに楽しめそうなデイリーワインだった。
甘いデザートワインタイプは苦手だから「たとえ、今、『ジエチレングリコールワイン事件』みたいなことがあっても、私は大丈夫なんだろうなぁ」なんて余計なを考えてしまった。シロップ剤も、あの強烈な甘味が嫌いだった。子供だからお医者さんが気を遣ってそういった甘い薬にしてくれるのだけれど、かえって飲めなくて普通の粉薬や錠剤に変えてもらっていた。他の子供も嫌いなんだろうと思って聞いてみたら、「好き」という答えが多くてめんくらった。変な子供だったのかもしれない。。。

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by glitter_in_eyes | 2007-05-12 12:37 | 日々雑々
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